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今月の健康コラム

鼻がむずむず「鼻炎」に要注意

2012年1月30日

春が近づくと、鼻がむずむずしてくるという人も多いのではないでしょうか。こうした花粉症をはじめとした「鼻炎」について知り、予防・改善に役立てましょう。

花粉症は「アレルギー性鼻炎」

鼻炎にはアレルギー性、非アレルギー性、感染性、非感染性などさまざまな種類があります。花粉症は、このうちアレルギー性鼻炎にあたります。
アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダスト、ダニなどの異物が体内に入ったとき、それを排除しようとする働きが過剰になって起こる「アレルギー反応」です。アレルギー性鼻炎になると、くしゃみが出たり、さらさらした水のような鼻水が止まらなくなったり、鼻づまりといった症状が起こります。
さらに子どもの場合は、他のアレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎)を合併することも少なくありませんので、注意が必要です。

アレルギー性鼻炎の対策は

アレルギー性鼻炎の治療や予防にあたっては、室内を掃除するなどして原因となる物質を除去するとともに、触れないようにするための環境をつくることが基本となります。花粉が多く飛ぶとの予報が出たら、なるべく外出を避け、窓を閉めたり、空気清浄機を用いるなどして、吸い込まないための工夫をしましょう。
ダニ対策も重要です。床をフローリングにかえたり、寝具をこまめに干す、室内の湿度を40%以下に抑えるといった点に注意し、ダニの繁殖を防ぐ環境を整えましょう。特に子どもの場合、ぬいぐるみもダニが増えやすいので、抱いたまま寝かせることは避けるのが無難です。
病院での治療法には、免疫療法、温熱療法、手術などがあり、症状に応じてこれらを組み合わせて治療を行います。花粉が多くなる時期には、気になる方はまず専門医に診てもらい、適切な治療を受けましょう。

アレルギー性鼻炎に似た「血管運動性鼻炎」

アレルギー性鼻炎に似た症状として血管運動性鼻炎があり、本態性鼻炎とも呼ばれます。現在、原因ははっきりと分かっていませんが、鼻炎のうち3‐7%程度がこの血管運動性鼻炎といわれています。
治療は一般的に、アレルギー性鼻炎に準じて行われます。まずは刺激を避けることが第一。また、抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイドといった、アレルギー性鼻炎にも用いる薬が有効であることも分かっています。いずれにしても医師の判断を仰ぎながら、適切な治療を受けるようにしてください。

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