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今月の健康コラム

お肌の悩み「乾燥肌」

2012年1月24日

寒い季節は特に空気も乾燥する日が続き、皮膚が乾燥してかゆみに悩まされる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は乾燥肌についてご説明しましょう。

乾燥肌はなぜなるの?

皮膚のうるおいは、皮脂、角質細胞間物質、天然保湿因子という3つの物質によって一定に保たれています。皮脂とは、皮脂腺から分泌される「あぶら」のことで、汗などと混じりあって皮膚の表面をおおっています。角質細胞間物質は、皮膚になかで表面に近い表皮を形成する角質細胞のあいだのすきまをうめる物質で、セラミド、脂肪酸などがあります。天然保湿因子は、表皮のもっとも外側にある角質層のアミノ酸や塩類などのことです。これらの3つの物質ともに、水分を逃がさない働きがあります。
外気や室内の乾燥あるいは加齢などの要因により、これらの3つの物質が減少すると、乾燥肌が生じます。さらに乾燥肌が進行すると角質細胞がはがれてすきまができ、湿疹になります。

乾燥肌の予防法は?

  • 保湿剤によるスキンケアをしましょう。保湿剤によるケアは年間を通しておこなうことが大切です。
  • 室内の乾燥に注意しましょう。必要に応じて加湿器を使用しましょう。
    電気毛布などの使用も、皮膚を乾燥させますので控えましょう。
  • 体はやさしく洗いましょう。皮脂をとりすぎないように、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うことは避けましょう。
    高温の湯につかったり、何回も入浴することも好ましくありません。

乾燥肌になってしまったら?

  • 外用剤やかゆみに対する内服薬による適切な治療を受けることで、症状は速やかに軽快します。皮膚科を受診しましょう。
  • かくことにより、症状がひどくなり湿疹化することがあるので、爪は短く切り、かかないようにしましょう。
  • 刺激の少ない木綿等の肌着を着用しましょう。
  • アルコールや香辛料などの刺激物は控えめにしましょう。とりすぎると体があたたまりかゆみを感じやすくなります。

皮膚は体内と外界との境目であり、人間の他の器官と同様、環境の影響を受けやすいものです。皮膚の状態は自分の目でチェックできますので、日頃から注意して、寒い季節も快適に過ごしたいものです。

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