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今月の健康コラム

目の病気「ドライアイ」

2014年1月6日

空気が乾燥する冬は「ドライアイ」に気を付けましょう。最初は目に疲れや痛みを感じる程度ですが、悪化すると全身に症状があらわれる場合もあります。

「ドライアイ」の原因と症状

ドライアイは、涙の量の不足や成分の変化により目の表面が乾燥し、傷ができたり、障害が起きた状態をいいます。涙の量が減るタイプのものと、涙の成分が変化するタイプのものがあり、どちらの場合も目に疲れや痛み、かゆみなどさまざまな症状があらわれます。

ドライアイの主な症状

  • 目の乾き
  • 目の充血
  • 目の不快感
  • 目やにが出る
  • 涙が出る 等
  • 目の疲れ
  • 目の痙攣
  • 目の異物感
  • 視界がかすむ
  • 目の痛み
  • 目のかゆみ
  • 目が重たい
  • 光を眩しく感じる

悪化すると、目のほかに頭痛や肩こり、気分が悪くなるなどの症状があらわれることもあります。「ドライアイかもしれない」と感じたら、まずは眼科を受診しましょう。自己判断で市販の目薬などを使用すると、悪化する場合もあります。

日常生活で気をつけたいこと

目を長時間
酷使しない
パソコンやスマートフォン、携帯電話、ゲーム、テレビなどの画面を長時間見続けないようにしましょう。どうしても長時間使用する場合は、1時間に15分ほど目を休ませる時間を取るほか、できるだけ瞬きをするように心がけましょう。
目の乾燥を防ぐ エアコンの風が直接当たらないように注意し、加湿器を併用して目の乾燥を防ぎましょう。また、市販のドライアイ専用眼鏡を使用したり、眼鏡の周りに覆いを付けることで目の周りの湿度を上げることができます。
コンタクトレンズは
正しく使用する
コンタクトレンズを使用すると、使用していないときに比べて目が乾燥しやすくなります。装着時間を守る、レンズは常に清潔にしておく、異常を感じたら外すなど、使用方法を守り、できるだけ目に負担がかからないようにしましょう。
目が疲れたときは
休ませる
目が疲れたと感じたときは無理をせず、目を休ませましょう。蒸しタオルをまぶたの上にのせて、目を温めると効果的です。

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