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今月の健康コラム

花粉症について

2013年2月13日

近年患者数が増加傾向にある花粉症。日本人の約20%が花粉症患者といわれています。症状が重いときには仕事や学校などの日常生活に支障が出ることもあります。花粉症の原因や症状を知り、症状緩和や予防に努めましょう。

花粉症とは

花粉症は花粉が原因で引き起こされるアレルギー疾患の総称です。主にくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が起こるアレルギー性鼻炎と、目のかゆみや流涙、充血などの症状が起こるアレルギー性結膜炎があります。

症状がひどいときには喉にかゆみを感じたり、せきが出たりすることもあります。また、鼻づまりから頭痛が起きたり、鼻や喉の炎症から微熱が出たり倦怠感を感じることもあります。

症状のあらわれる時期は人によって異なります。花粉が飛び始めると同時にすぐ発症する人もいれば、大量に飛散しない限り症状が出ない人もいます。症状の程度は花粉の飛散数によって変わります。花粉が大量に飛散すると症状も重症化します。飛散数が少ないと症状が軽い人もいます。

花粉症の原因「花粉」の種類と飛散時期

花粉症の原因となる植物の種類はさまざまです。春先に飛ぶスギ花粉が代表的ですが、日本にはそれ以外にも花粉症を引き起こす植物が約50種類あるといわれています。各植物の花粉の飛散時期は、植物の種類はもちろん、地域によっても異なります。主な花粉症の原因植物の、関東での開花時期は右記の通りですが、気候の変化などにより、年ごとに飛散時期は変わってきます。必ずその年の情報をチェックするようにしましょう。

主な原因植物の開花時期(関東)

ハンノキ属(カバノキ科) 1~6月
スギ(スギ科) 1~5月
ヒノキ科 1月上旬~6月下旬
シラカンバ属(カバノキ科) 4月上旬~6月
イネ科 2月中旬~12月
ブタクサ属(キク科) 7月下旬~12月
ヨモギ属(キク科) 8月上旬~11月中旬
カナムグラ(クワ科) 8月上旬~11月

※ 出典:コメディカルが知っておきたい花粉症の正しい知識と治療・セルフケアより一部抜粋(発行:厚生労働科学研究)

花粉症の予防と対策

花粉症は、症状がひどいと会社や学校、家事などの日常生活にも支障がでることがあります。そのような状態に陥る前に医療機関を受診し、きちんとした治療を受けることが大切です。原因となる花粉の飛散が始まる前や、症状が出始めた直後に治療を開始すれば、重症化を抑えることができます。
そのほか、下記のような日常生活での細かいケアでその症状を軽くすることができます。

花粉情報のチェック 花粉が飛散する時期は花粉情報をこまめにチェックし、飛散状況によっては外出を控え、窓や戸は極力あけないようにしましょう。
外出時の注意点 外出時は、マスクやメガネを着用して花粉が侵入するのをできるだけ防ぎましょう。また、花粉がつきやすい羊毛類の衣服は避け、綿やポリエステルなど、花粉がつきにくい素材の衣服を着用しましょう。
外出後の注意点 外から帰ってきたときは、まずは衣服や髪をよく払って、花粉を屋内に持ち込まないようにしましょう。また、手洗い・うがい・洗顔を習慣付けるようにしましょう。ただし、目や鼻を洗いすぎると逆に症状が悪化することもあるので注意が必要です。
喫煙 タバコは粘膜を傷付けるので避けましょう。
その他 バランスの良い食事を摂り、規則正しい生活を送りましょう。睡眠をたっぷりとり、疲れやストレスをためないことも重要です。
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