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今月の健康コラム

紫外線による目のダメージ

2011年9月15日

9月に入り、気温は少しずつ穏やかになってきましたが、紫外線対策はまだまだ油断できません。紫外線の量は9月までは多く、対策を続けていくことが必要です。日焼けによるシミ、ソバカスなど、紫外線が皮膚に与える影響に意識がいきがちですが、意外と目への影響はあまり知られていません。紫外線の量により受けた目のダメージが、どのような病気を引き起こすのか紹介していきます。

紫外線の特徴

1年のうち、紫外線量が最も増えるのは4月から9月です。1日のうちなら、時間は午前11時から午後2時ごろが最も多くなります。もちろん、よく晴れた日ほど、紫外線は多く地表に届きますが、曇りの日だからといって油断はできません。
紫外線の特徴として、紫外線は地表などで反射することがあげられます。夏の海面や砂浜は紫外線を反射しやすいのです。この反射された紫外線が加わることにより、さまざまな目の病気を引き起こす原因とされています。夏の日差しで受けたダメージは、徐々に蓄積されていきます。

起こりうる3つの病気

紫外線の多くが角膜で吸収されますが、目の奥の水晶体や網膜にまで達するものがあります。この紫外線が水晶体や網膜にダメージを与えて、目の老化を進ませたり眼病を誘発するとされてます。

1.翼状片 翼状片は、白目の組織の細胞が異常に増殖して黒目に食い込んでしまって起こる目の病気です。
白目と黒目の境界が紫外線で傷つき、その防御反応や修復の過程で起こると考えられています。
初期症状では充血や異物感、ドライアイ、眼精疲労などがあらわれます。
瞳孔の近くまで白目が侵入すると視力障害が起こる場合もあります。
2.白内障 白内障は水晶体のたんぱく質が変性し、次第ににごってくる目の病気ですが、そのにごりの原因に紫外線が影響していると考えられています。
3.瞼裂斑
(けんれつはん)
たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気です。
白目のシミのようなもので肉眼では良く見えません。
瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血・ドライアイなどの症状が出てきます。

代表的な紫外線の予防方法としては、適切なサングラスで目を保護することが大切です。外出の際は充分、お気を付けください。

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